EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の中途採用の難易度を解説
EYSCは、「世界4大監査法人(BIG4)」の一角を占める総合コンサルティング会社です。イギリスを本拠地とするEYグループの構成会社の1つである日本のメンバーファームは「EY Japan」と呼ばれており、東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)に本社を構えています。
EYSCは今後の継続的なビジネスの成長を目指して、新卒採用だけでなく中途採用も積極的に行っています。しかし、コンサル経験者の応募も多い中途採用は転職難易度が高いことに注意が必要です。
そこで今回は、EYSCの中途採用の難易度が高い理由と募集職種別の就職難易度、さらに転職を成功させるためのポイントなど、EYSCへの転職を検討している方に向けてお役立ち情報を詳しく紹介します。
1.EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の中途採用の難易度は?
外資系コンサル企業であるEYSCへの就活においては、コンサルタントとしての実務経験以外にも、配属部署によっては投資経験をはじめとしたさまざまなスキルが求められます。
また、EYSCに限らず多くの企業では、学校を卒業したてまたは卒業見込みの学生を採用する「新卒採用」よりも、一般的に就業経験のある人材を対象に行う「中途採用」のほうが転職難易度は高まります。
大手コンサルティング企業のグループに属するEYSCの場合、即戦力として働ける人材が重宝されやすいこともあり、中途採用の難易度は一般企業と比べてさらに高いと言えるでしょう。
1-1.EYSCの中途採用の難易度が高い理由
EYSCの転職難易度が高い理由を、選考対策順に見ていきましょう。
●EYSC、コンサル業界、BIG4各社への理解
基本的に就職・転職の際は、応募企業に対する理解が欠かせません。BIG4の一角を占めるEYSCの中途採用においては、企業への理解に加えてBIG4各社を含むコンサルティング業界の理解も必要です。また、EYSCに限らずBIG4では幅広い業界のクライアントに対してコンサルティングサービスを提供しており、基本的に業界別の部門に分けられています。したがって、自身が有する経験やスキルと親和性の高い部門を探る必要がある点も難関と言えるでしょう。
●書類選考
EYSCのような大手企業では、面接の前に必ず書類選考が行われます。書類選考をクリアしなければ、面接には進めません。数多くの応募者から選ばれるためには、担当者から「会って話してみたい」「ほかの応募者よりも期待できる」と思われるような履歴書・職務経歴書を作成する必要があります。
●面接
書類選考を通過した後は、いよいよ採用面接が行われます。面接では、「なぜ転職を決めたのか」「なぜEYSCを選んだのか」など、応募者の過去の経歴や志望動機にもとづく質問がされ、応募者のコンサル適性が確認されます。一つひとつの問いにしっかりと返答するためには、自己分析に加えて今後のキャリア形成についての理解も欠かせません。
●ケース面接
EYSCをはじめとしたBIG4では、与えられた課題に対する適切な解決策を一定の時間内に回答する「ケース面接」がよく実施されます。戦略フレームワークを用いて解決策を導く必要があり、最低限のコンサル知識と論理的思考力が不可欠です。事前の対策なしでは採用は期待できないことも覚えておきましょう。
なお、EYSCのケース面接では「フェルミ推定」が頻出すると言われています。フェルミ推定は実際に調査することが難しい規模や数量などを短時間で推測する手法であり、たとえば「日本の歯医者の市場規模を推定してください」「日本のタクシー市場の規模と、タクシー会社における売上向上の施策を考えてください」などの内容が出題されます。
ケース面接ではフェルミ推定への対策がキーポイントとなるため、ケース対策本における演習などを行い論理的思考力を用い短時間で回答できるように対策しましょう。
2.EYSCが求める人材
EYSCでは、「求める人物像」として下記を示しています。
●高度なEQ(心の知能指数)をもってクライアントに寄り添える人物
EYSCは、社会経験やコンサル実績だけでなく「人間性」も重要な軸としています。クライアントの多岐にわたる課題が複雑化している近年、経営者と同じ意識を共有し、寄り添いながら行動を起こせるような共感力の高い人物は、特に重宝されると言えます。
●人と人を結びつけることへの関心と実行力をもつ人物
「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」というパーパス(存在意義)を掲げているEYSCは、人と人、そして組織と組織のつながりを大切にしています。社会課題に対する問題意識や幅広い分野・領域に好奇心をもって各ステークホルダーとの関わりを深められる人物は、EYSCに適しているとされています。
3.EYSCの中途採用における募集職種と難易度|ビジネスコンサルティング
EYSCの中途採用における転職難易度は、募集職種によってもやや異なります。
ここではまず「ビジネスコンサルティング」の各ユニットの応募資格や歓迎スキルを取り上げます。
ビジネスコンサルティングとは、クライアントが抱える複雑化した課題の解決に向けて、戦略的構想のデザインから計画の策定・実行までのすべてのフェーズを支援する領域です。「カスタマーエクスペリエンス・トランスフォーメーション」「ファイナンス」「サプライチェーン&オペレーションズ」など、さまざまな部門・ユニットが設置されています。
「EYSCにはどのような職種があるか知りたい」「職種ごとに求められるスキルが知りたい」「転職の難易度をイメージしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
3-1.カスタマーエクスペリエンス・トランスフォーメーション
カスタマーエクスペリエンス・トランスフォーメーション(CXT)とは、「顧客を起点とした新規事業・サービス創出」や、「顧客接点DXにおけるサービス提供」を行い、クライアント企業のトップライン向上に貢献するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 | ●シニアマネージャー/マネージャー ●シニアコンサルタント/コンサルタント |
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歓迎スキル |
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3-2.ファイナンス
ファイナンス部門は、クライアント企業の競争力強化・継続的発展を、「ファイナンス・トランスフォーメーション戦略」や「アジャイルファイナンス」をはじめとした7つのサービスオファリングで包括的に支援するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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3-3.サプライチェーン&オペレーションズ
サプライチェーン&オペレーションズ(SC&O)とは、複雑なサプライチェーン課題の解決と、企業戦略の実現に向けたサプライチェーンの獲得を支援するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 | ●パートナー/アソシエイトパートナー ●マネージャー |
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歓迎スキル |
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3-4.エンタープライズリスク
エンタープライズリスクとは、企業のリスクを「不確実性」として捉え、経営方針に沿った戦略的な仕組みの構築・強化とリスクマネジメントをサポートする部門です。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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3-5.テクノロジーリスク
テクノロジーリスクとは、企業のテクノロジーの導入やそれによるリスクの理解・特定のほか、リスクガバナンス・IT内部統制の評価・情報管理・情報セキュリティ対策などを支援する部門です。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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3-6.トランスフォーメーションデザイン&デリバリー
トランスフォーメーションデザイン&デリバリー(TDD)とは、幅広いユニットとの連携のもと、持続的な利益成長を目指した企業変革の構想・設計から実行・定着化までを支援するユニットです。
主な応募資格は、下記の通りです。
応募資格 |
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4.EYSCの中途採用における募集職種と難易度|テクノロジーコンサルティング
EYSCの「テクノロジーコンサルティング」とは、IT・テクノロジーを基盤とした専門性の高い知識・知見を生かして、クライアントが抱える経営課題の解決を支援する領域です。
IT戦略の策定やシステムの導入支援、さらにデジタル技術とデータを活用した新たなサービスの開発など、包括的なソリューションを提供しています。「テクノロジーストラテジー&トランスフォーメーション」「テクノロジーソリューションデリバリー」など、さまざまな部門・ユニットが設置されています。
ここからは、EYSCの中途採用における転職難易度がイメージしやすいようにテクノロジーコンサルティングの募集職種を紹介します。ぜひ、各職種の特色や求められる経験・スキルなどをチェックしてみてください。
4-1.テクノロジーストラテジー&トランスフォーメーション
テクノロジーストラテジー&トランスフォーメーションは、テクノロジーの全領域において戦略の策定から導入支援に至るまでの包括的なサービスを提供し、クライアント企業の競争力強化を支援するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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4-2.テクノロジーソリューションデリバリー
テクノロジーソリューションデリバリー(TSD)とは、クライアント企業の経営管理や会計・サプライチェーンなどの基幹業務領域において、主にERPシステムの構想策定や導入を支援する部門です。
ITを活用した業務変革のプロジェクトでは、企画からパッケージ選定、要件定義、活用支援までトータルにサポートします。EYSCでは「SAP」の導入支援案件が多く、中途採用の場合はSAPに関する理解や支援経験が特に求められる傾向です。
4-3.デジタル&エマージングテクノロジー
デジタル&エマージングテクノロジーとは、クライアントの企業変⾰や競争⼒強化を目指して、IoTやRPA、さらにメタバース・ブロックチェーンなどのテクノロジーを活⽤したDXの戦略策定から導⼊⽀援までを⽀援する部門です。
複雑化した課題の解決に向けて、「Sector Oriented IT Service」「Global IT Service」「IT Solution Service」の3つのITサービスを推進しています。業界知見やIT知見のほか、M&Aに関する知見も求められます。
4-4.サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティとは、クライアントとなるグローバル企業をガバナンス領域とテクニカル領域の両面で包括的に支援するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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4-5.AI&データ
AI&データとは、クライアント企業が有するデータを「資産」として捉え、その価値を引き出すためのサービスを「DX戦略」、「生成AI・分析」「ITインフラ」「データガバナンス」の5つの軸にもとづき提供するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 | ●ベーシックスキル ●テクニカルスキル |
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歓迎スキル |
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5.EYSCの中途採用における募集職種と難易度|EYパルテノン
EYSCの「EYパルテノン」とは、クライアント企業の課題解決と組織変⾰に向けて、各ユニットが有する経験と知識を組み合わせた実用的なソリューションを提供する領域です。「ストラテジー」「トランザクション・ストラテジー&エグゼキューション」など、さまざまな部門・ユニットが設置されています。
ここからは、EYSCの中途採用における転職難易度がイメージしやすいようにEYパルテノンの募集職種を紹介します。
5-1.ストラテジー
ストラテジーとは、クライアント企業の成長戦略の策定や新規市場の参入戦略、さらに事業や投資の評価、ビジネスプラン策定を支援するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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5-2.トランザクション・ストラテジー&エグゼキューション
トランザクション・ストラテジー&エグゼキューション(TSE)とは、M&Aにおけるオペレーショナル・デューデリジェンスや統合後のプロセス業務・プロジェクトマネジメントなどを総合的にサポートするユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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5-3.ターンアラウンド&リストラクチャリング・ストラテジー
ターンアラウンド&リストラクチャリング・ストラテジーとは、企業価値の向上や事業の再生・再編に向けて、キャッシュフローの改善や経営戦略の策定をサポートするユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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6.EYSCの中途採用における募集職種と難易度|トランザクション&コーポレートファイナンス
トランザクション&コーポレートファイナンスは、M&Aにおける財務デューデリジェンスやアドバイザリー業務全般を支援する領域です。「リード・アドバイザリー」「バリュエーション、モデリング&エコノミクス」など、さまざまな部門・ユニットが設置されています。
ここからは、EYSCの中途採用における転職難易度がイメージしやすいようにトランザクション&コーポレートファイナンスの募集職種を紹介します。
6-1.リード・アドバイザリー
リード・アドバイザリーとは、M&A戦略の構築から取引企業の選定、デューデリジェンスの実施、契約の締結、クロージングまでの一貫したアドバイザリーを提供するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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6-2.バリュエーション、モデリング&エコノミクス
バリュエーション、モデリング&エコノミクスとは、M&Aにおけるファイナンシャルアドバイザーとして、株式価値・事業価値の算定や企業経営計画に関するサポートを提供するユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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6-3.トランザクション・デリジェンス
トランザクション・デリジェンスとは、豊富な財務デューデリジェンスの経験にもとづき、企業・事業の買収や売却、合併、分割といったM&Aの取引戦略をサポートするユニットです。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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6-4.インフラストラクチャー・アドバイザリー
インフラストラクチャー・アドバイザリーとは、国内外のあらゆるインフラ事業にかかる新規投資をはじめ、事前調査、財務シミュレーションの作成、クロージングサポートに至るまでの幅広いアドバイザリーサービスを提供するユニットです。
主な歓迎スキルは、下記の通りです。
歓迎スキル |
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7.EYSCの中途採用における募集職種と難易度|ピープル・アドバイザリー・サービス
ピープル・アドバイザリー・サービスとは、海外進出を目指すクライアント企業に向けて、人事・組織の変革戦略の立案から組織・人材マネジメントの実践までの総合的かつ専門的な税務アドバイザリー業務を担う領域です。
主な応募資格と歓迎スキルは、下記の通りです。
応募資格 |
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歓迎スキル |
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8.EYSCに向いている人
EYSCで働くことに向いている人の特徴は、下記の通りです。
【EYSCに向いている人の特徴】
- グローバルな考え方をもてる人
- キャリアパスを形成したい人
- 論理的思考能力が高い人
- 知的好奇心が旺盛な人
- 優秀な人材とともに働きたい人
- コミュニケーション能力が高い人
EYSCでは、日本国内の中小企業から大手の外資系企業まであらゆる規模の企業がクライアントとなります。そのため、特定の価値観にとらわれずグローバルな考え方をもてる人や、異なる価値観を柔軟に受け入れられる人は特に適性があると言えます。加えて、実務でのコンサルティングはチームで行うことがほとんどなため、コミュニケーション能力も必須です。
また、EYSCは大手総合コンサルティングファームであることから、あらゆる領域のプロフェッショナルが多く在籍しています。優秀な人材とともに働く経験は、大きな資産にもなるでしょう。着実にキャリアパスを広げたいという人にとって、EYSCは高いモチベーションを維持したまま働けるおすすめの職場です。
9.EYSCへの転職を成功させるためのポイント
EYSCへの転職を成功させるためには、書類選考・面接対策が欠かせません。
面接時には、「なぜBIG4をはじめとしたほかのコンサルティングファームではなく、EYSCを志望したのか」という質問をされるでしょう。ここでしっかりと回答できるかどうかが、採用の合否を決める重要なポイントとも言えます。
そこで最後に、EYSCへの転職を成功させるために重要な「志望動機」を考える上でおさえておくべき2つのポイントを紹介します。
9-1.自己分析をする
基本的に、採用担当者は応募者の「志望のきっかけや理由」「入社後に期待できる活躍」「入社後に叶えたい姿」を知るために志望動機を聞きます。十分な自己分析を実施することで、自分の強みや弱みにもとづく具体的な回答を導き出せるようになるでしょう。
EYSCでは、戦略である「Connected(つながり)」を強みとしたプロフェッショナルがグローバルレベルで連携し、クライアントに価値の高いソリューションを提供しています。EYSCへの転職を成功させるためには、「Connected」をはじめとした戦略や理念をよく理解した上で自己分析をすることが重要です。
9-2.企業研究をする
EYSCに限らず、コンサル会社への転職を目指すにあたっては、企業研究を行ってどのような企業なのか・どのような強みがあるのかを知ることが重要です。企業情報や特色・強みをあらかじめ把握することで、自身の有する業界経験やスキルとどれほど親和性があるのかをしっかり説明でき、採用担当者からの評価アップに大きくつながるでしょう。
即戦力となり得る人材が求められやすいEYSCの中途採用では、業界やサービスに関する理解度の高さが合格のカギとなります。面接での「なぜEYSCに転職したいのか」という質問に対して説得力のある志望動機を伝えるために、EYSCやコンサル業界だけでなく、他BIG4や戦略コンサル・ファームなどに対する他社研究も行いましょう。
9-3.ケース面接対策をする
EYSCの中途採用では1次面接・2次面接・最終面接とおよそ3回程度の面接が実施されますが、特に難関なのが1次面接や2次面接で行われるケース面接です。ケース面接はコンサルティングファームではよくある面接形式ではあるものの、EYSCのケース面接の通過率は約20~30%であるため通過率が低いと言われています。
ケース面接対策としてよく本のみで対策するという方もいますが、難関のケース面接を通過するためには模擬面接でより実践的な対策をすることが重要です。コンサルに特化したケース面接対策をしてくれるエージェントもあるので積極的に活用しましょう。
まとめ
主に転職者を対象とするEYSCの中途採用は、難易度が高いことが特徴です。具体的な転職難易度は募集職種によっても大きく異なるものの、基本的にどの領域・部門・ユニットにおいても最低限のコンサル経験や英語力が求められることも覚えておきましょう。
また、グローバルな考えをもてる人やキャリアパスを広げたい人、論理的思考能力が高い人、知的好奇心が旺盛な人であれば、たとえ目を惹く経歴がなくとも採用される可能性は十分にあります。
EYSCへの転職成功率を高めるためには、自己分析や企業研究を行った上で、志望のきっかけや自身が入社後に貢献できることなどをしっかりと説明できるように準備することが大切です。ここまでの内容を参考に、ぜひEYSCへの転職活動にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。